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■富士登山注意事項

御殿場口登山道富士登山注意事項
富士山頂の気圧は、平地が約1,000ミリバールとすると、630ミリバールと約3分の2程度しかありません。頂上へきて缶ビールで乾杯しようとするとほとんど泡になって吹き出してしまうとか、料理しようとしても87℃でお湯が沸騰してしまうので美味しく調理できないとか、高地ならではの現象に驚かされることもあります。気をつけなくてはいけないのが高山病で、めまいや吐き気をもよおすことになりますから、登山はゆっくりと自分の体力、体調に合った歩き方で、小休止をはさんで気圧に順応しながら一歩一歩登ることが大切です。

富士山では携帯電話は使えない事がほとんどです。もしもの時は無理をせずに最寄りの山小屋や救護所に立ち寄りましょう。又、富士山では雷も発生しやすく、天候が急変する事があります。まだ大丈夫などと過信せずに早めに山小屋・救護所に非難してください。

大自然の中では自分の命は自分で守るしかないのです。安全で楽しい「富士登山」にするためにも慎重に行動しましょう。
  • 富士山は日本一高い山です。登り始める前に天気予報、雨具、防寒具の準備を十分に確認してください。
  • 万一、天候が急変したらまず最寄りの山小屋へ避難してください。
  • 富士山は、登山道以外のところでも一見登れるように見えますが、落石をおこすなど大変危険ですので、必ず登山道を歩いてください。
  • 富士山頂からの下山道は、「吉田口・須走口」「御殿場口」「富士宮口」の3つがあります。十分に注意して下山しましょう。
  • 「吉田口・須走口」は、8合目で別れます。
  • 途中でブルトーザー専用道と交差することがありますので注意しましょう。
  • 夜間登山をする場合、懐中電灯は不可欠です。電池の有無を確認してください。
  • 富士山ではゴミ持ち帰りをお願いしています。富士山の美化にご協力ください。
  • 指導センターは吉田口六合目と富士宮口五合目にあります。
  • 救護所は吉田口七合目と富士宮口八合目にあります。
持ち物・服装
平地と富士山項の気温差は約20℃。つまり下界か30℃の真夏日でも、頂上は10℃の冬、ましてや夜明け前ともなれば0℃近くまで気温は下がってしまいます。このため服装はズボンに長袖シャツ、そしてセーター類も必需品です。直射日光をさけるためにつばのついた帽子もかぶるとよいでしょう。ほかに手袋やタオル、下着の予備も用意し、靴下は厚手のものをはきます。履物についてはふだんはきなれた運動靴などでよいのですが、できれば砂が入らないように足首まで包む深い靴にしたいところです。雨具は登山のじゃまにならないレインコート・レインズボン(カッパ)を準備しましょう。また御来光などを見るため夜間登山する場合には懐中電灯を必ず携帯していってください。
情報提供:御殿場市 写真提供:四季の富士
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